
日本原産の野菜のひとつ。山野にも自生。
香りがよく山菜として利用され、野菜としても畑で栽培される。
葉柄が細くて長い「糸ミツバ」、葉柄が太く根がつけてある「根ミツバ」などがある。
葉、葉柄をおひたし、汁の実、酢の物、天ぷらなどに、根は煮物や油いためなどに使われる。

春の七草の一つとして有名なセリは、野菜として生活の中にとけこんでいる。
野生のものは、水田などの湿地に生えている。
春に葉をつんでしまっても、夏には元気に花を咲かせる。
仲間のドクゼリは湿原に生えるが、地下茎が太くて中空である。

山の道沿いや二次林などに普通に生える。
枝や葉にはとげが多く、葉には両面に毛がある。
若芽はタラノメとよばれる山菜。独特の香りがあり、
天ぷらや和え物などにするとひじょうにおいしい。
来年の収穫のために、二番芽は必ず残すようにする

近頃では八百屋にウドが並んでいるが、これは栽培したウド。
自生しているウドは野性味があり、
しかもいいにおいがして栽培ものに比べて断然おいしい。
山の中で、育ちすぎて食用にならないものはすぐに見つかるが、
おいしい若芽をさがすのはむずかしい。

低山に生える。高い山に生えるものは葉が細いものが多く、別種とされる。
葉は、表面が緑色で裏面は茶色の鱗片(りんぺん)におおわれている。
初夏になると葉のつけ根にたれ下がるように淡黄色の花が咲く。
長さ15ミリメートルほどのだ円形の果実は、甘味があり食べられる。

低山の渓流に近い肥沃な地に生えるほか、公園にも植えられている。
花穂(かすい)は上を向いていて大きいので、花の季節には遠くからでもトチノキだとわかる。
花は蜜源(みつげん)となり、種子は渋をぬいてトチ餅にして食べる地方もある。

ナズナの果実を枝から少しはずして耳元でふると、シャラシャラいう音を楽しめる。
アブラナ科の果実は種類によっていろいろな形があるが、ナズナの三味線形は独特である。
仲間のグンバイナズナは、種名のとおりに果実が軍配の形をしている。

春の芽吹きのころ、畑や空き地で赤く目立つアカザ。
虫めがねで葉をよく観察してみると、ビーズ玉が無数についているようでとてもきれいである。
秋になると花をつけるが、葉のつけ根の赤はうすくなり、
仲間のシロザとともにほかの雑草にまぎれてしまう。
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