山へ行こう・・・虹の松原~佐賀県唐津市・浜玉町3
歩くほどに松のさまざまな表情に気づく。
まっすぐ立ち上がっているもの、潮風のために幹がいっせいに同じ方向に向かって傾いているもの、途中で曲がったと思えば再び上に伸びているものなど、ここで風がまわっているのではないかと思われるほど、幹が四方八方に乱れたところもあり、興味が尽きない。
方向を転じて白い砂浜に出る。
日本各地の浜辺が傍若無人な車の乗り入れやゴミなどで壊滅状態のなかにあって、ここだけはみごとに自然が保たれ、多くの海浜植物が緑の葉を出している。
大潮や台風などで波や砂をかぶる汀線から離れた、安定した砂浜にはコウボウムギやハマグルマなどが見られる、そしてハマニガナ、ハマヒルガオなどは、花の盛りにはなかなか華やかに浜を彩る。
また、限られた場所にしか見られない珍しいハマタマボウキが、這うように放射状の茎を広げている。