市場と価格変動 4
ブルガリア、ハンガリーおよびルーマニアにおける減産が大きく、84年の国際収支だけでなく国内消費市場にも影響を与えるものでした。
家畜生産は、輸入制限および計画を下回る飼料生産によって制約を受けています。
家畜群のサイズは83年を通してほとんど変りませんでしたが、82年末および83年始めにとられた減産計画により、83年後半の食肉生産を縮小させました。
食糧を含む輸出促進計画が強調されている中にあっては、国内供給事情を改善する見通しはほとんどありません。
当時のソ連もいくつかの主要な部門で主要な計画目標を達成することができませんでしたが、全体として5%の成長はかなりのものです。
83年の穀物生産2億トンという数字は、80年代の食糧計画に設置されている81年~85年の年平均生産目標2.38~2.43億トンをかなり下回ってはいますが、1978年以来最高の収穫であり、史上5位の生産高です。
夏期の旱魃の後にきた収穫時期における順調な天候が主要な要因でした。
しかし、農業機器および肥料の投入、買い上げ価格の引き上げおよび農場の計画・管理の実験的改革も重要です。
将来の見通しを良好なものとする要因の一つとしては、「団体契約システム」をあげることができます。