つぎはぎだらけの情報システム 6
このような情報システムの発展形態を体系化した理論に、「ノーランのステージ理論」があります。
リチャード・L・ノーラン博士はハーバード大学元教授で、現在はコンサルティング会社のノーラン・ノートン社会長をつとめています。
ステージ理論はノーラン氏がハーバード時代の74年に「4段階発展説」として発表し、79年には情報化の進展とともに「6段階発展説」に成長。
予想以上に激しい技術革新に対応するため、83年には「修正6段階発展説」に進化しています。
この理論によって、企業は大きな情報化の流れの中で、自分が現在どの段階に位置し、今後どのような問題に直面し何をするべきかを理解できるとあって、コンピュータ投資のあり方について悩むアメリカの企業に一つのパラダイムとして指針を与えてきました。
理論の生まれはやや古いですが、大きな流れの理解には非常に役立つものです。
そこで、『日経コンピュータ』90年7月2日号の「ノーランのステージ理論と戦略情報システム」をベースにした「修正6段階発展説」における各段階の特徴を見てみましょう。