ヤマブドウ
ヤマブドウは、ブドウ科の蔓(つる)性植物である。日本固有の野生種で、冷涼地に自生する。
葉は10~30cm程の大きさで互生し、柄元に窪みのある五角形様で、裏面に茶褐色の毛が生える。蔓は、葉に対生する巻きひげで他の植物等に巻き付き、高く上る。 初夏に開花し、花は葉に対生する花柄に黄緑色の小花が多数着花する。がくは輪形で、花弁及び雄しべは五つ、雌しべは一つからなる。また、雌しべは健全であるが、発芽能力のない花粉しか持たない雄しべを有する雌株(正確には機能的雌株)と発芽能力のある花粉を持つ雄しべは有するが、雌しべの柱頭が退化しているため受粉・受精ができない雄株(正確には機能的雄株)に分かれるため、1本だけでは果実がならない。果実は雌株のみに成り、雄株は花粉提供のみである。雌雄異株。 果実は球形で秋に熟し黒紫色になる。甘酸っぱく、生食できる。品質は安定しないが、日本の在来種として見直す動きがある。
日本では近年、ワインの原料としても注目されており、他種との交雑など品種改良の動きも見られる。







